
着用時の注意点
弾性ストッキングを着用している間は、次の点に注意してください。
シワを伸ばす
生地にシワができたまま着用すると、部分的に圧力がかかることがあります。
着用後は、生地をやさしく整えてシワがない状態にすることが大切です。
丸まらないようにする
履き口が丸まった状態になると、その部分に圧力が集中することがあります。
強く引っ張らない
生地を強く引っ張ると、伝線や破損の原因になることがあります。
着用中に位置を調整する際は、生地を少しずつ整えるようにしてください。
違和感がある場合
着用中に強い締め付け感、痛み、しびれなどの違和感を感じた場合は、一度脱いで脚の状態を確認してください。
違和感が続く場合は、医療従事者や販売店に相談することをおすすめします。
長時間同じ姿勢を続けるとき
長時間座ったままや立ったままの姿勢が続くと、生地がずれたり、履き口が食い込んだりすることがあります。
ときどき脚の状態を確認し、ストッキングの位置を整えるようにしてください。
皮膚の状態を確認する
弾性ストッキングを使用している間は、脚の皮膚の状態を定期的に確認することが大切です。
赤みやかゆみなど気になる変化がある場合は、一度脱いで脚の状態を確認してください。
朝に履く理由
弾性ストッキングは、朝起きてすぐ、脚のむくみが少ない状態で着用することが推奨されています。
朝起きて脚がすっきりしている状態で着用することで、その状態を保ちながら日中を過ごしやすくなります。
そのため、弾性ストッキングは朝の着用がすすめられています。
夜間の着用について
弾性ストッキングは、一般的に日中の活動時に着用することを想定して設計されています。
横になっている状態では脚にかかる圧力の条件が変わるため、通常は日中の着用が基本とされています。
ただし、比較的低い圧迫圧(10〜20 mmHg程度)の製品については、状況によって夜間に着用される場合もあります。
一方、20 mmHg以上の強い圧迫圧の製品については、夜間の着用は一般的には推奨されないことが多く、使用する場合は医師や医療従事者の指示に従うことが大切です。
弾性ストッキングの着用方法は、使用する製品や目的によって異なることがあるため、迷った場合は医療従事者に相談することをおすすめします。
| 圧迫圧 | 夜間の着用 |
|---|---|
| 弱い圧迫圧(10–15 mmHg) | 状況により可能 |
| やや強い圧迫圧(15–20 mmHg) | 状況により可能 |
| 強い圧迫圧(20–30 mmHg / 20–36 mmHg) | 医療者の判断 |
| とても強い圧迫圧(30–40 mmHg) | 不可 |
毎日洗濯した方がよいですか?
はい。弾性ストッキングは、着用後に洗濯することがすすめられています。
洗濯することで生地が整い、弾力が保たれやすくなります。
どのくらいで交換すればよいですか?
弾性ストッキングは使用や洗濯を繰り返すことで弾力が徐々に変化します。
多くの場合、約3〜6か月を目安に交換することがすすめられています。
弾性ストッキングの「よくある誤解」
圧が強いほど良い
弾性ストッキングは、目的や体の状態に合わせた適切な圧迫圧を選ぶことが大切です。
圧が強すぎるものを選ぶと履きにくくなり、日常的に使い続けることが負担になることがあります。
長いほど良い
丈が長くなるほどカバーする範囲は広くなりますが、必ずしも長いものが適しているとは限りません。
無理なく着用できる丈を選ぶことが、日々のケアを続けるうえで大切です。
きついほど良い
弾性ストッキングは「強く締め付ける」ことが目的ではありません。
足首から上に向かって段階的に圧力が設計されていることが特徴です。
伸びるものだから、サイズはだいたいで良い
弾性ストッキングは、サイズが合っていることがとても重要です。
サイズが合っていないと、本来の設計どおりの圧力バランスにならない場合があります。
夜も履き続けた方がよい
弾性ストッキングは、一般的には日中の活動時の着用を想定して設計されています。
就寝時の着用については、医療従事者の指示に従うことが望ましい場合があります。
両脚に履かないといけない
弾性ストッキングは、必要に応じて片脚のみ着用することもあります。
使用方法は状況や目的によって異なります。
夏は履かなくてよい
暑い季節は着用が負担に感じることがありますが、脚の重さやだるさを感じやすい時期でもあります。
丈や素材を工夫することで、比較的快適に着用できる場合もあります。
一度買えば長く使える
弾性ストッキングは使用や洗濯を重ねることで、徐々に弾力が変化していきます。
快適に使い続けるためには、定期的な見直しや交換を検討することが大切です。
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