麻酔ワークステーション
循環麻酔器と換気コントロールに使用する人工呼吸器
●お手持ちの気化器と接続する事で循環式麻酔器としても使用できるベンチレータです。
●間欠式陽圧換気(IPPV)ベンチレータとして単独でも使用可能です。 これは一定間隔で気道に陽圧をかける調節呼吸法で、1回換気量(TV)と呼吸回数を設定します。
●最大気道内圧を設定し、一定以上に圧がかからないようにできます。
●自発呼吸が無い場合は、ベンチレータモード(時間サイクル式調節換気)に。 また、自発呼吸が生じればスタンバイモード(動物の呼吸に任せる)を用います。
●内蔵のヒーターで吸気を温めることができ、動物への刺激・負担を軽減。
●体重150g~7kgの哺乳動物・鳥類に適しています。
また、一回換気量を0~200mlに変更でき(オプション)、最大14kgまでの動物に対応可能です。
●気化器も用意可能ですので、お申し付けください。
酸素フローメータは、0.2~1LPM。 酸素フラッシュ(5LPM)は、動物への安全のため吸気相ではロックされます。 最大気道内圧を調整すれば、圧を継続維持します。 |
マノメータで、気道内圧を測量。 一回換気量(0~100mL)を、呼吸管(蛇管)送気。CO2アブゾーバ(キャニスタ)の容量は、300mLです。 |
換気量と呼吸回数の設定が主な操作。 酸素供給圧の低下アラーム付です。 |
仕様 | |
呼吸回数 | 毎分4~80回 |
一回換気量 | 0~100mL (オプション:0~200mL) |
I/E 比 | 1:2 (プリセット) |
圧源圧 | 275~448kPa (高圧酸素) |
コントロール | |
呼吸回数 | 毎分4~80回 (直線的に増減) |
1回呼吸量(TV) | 10回転つまみバルブ |
圧力調整範囲 | 10~30cmH2O |
表示 | |
前面パネル | 電源(緑色液晶灯) |
前面パネル | スタンバイ(黄色液晶灯) |
前面パネル | 警告(黄色液晶灯) |
警報 | 内装探触子で感知、可聴式 |
重量 | 7.3kg |
寸法 | 228W X 254D x 368H(単位mm) |
電源 | 100VAC 50/60Hz |
注)仕様は、予告無く変更されることがありあます。