マイクロベント1
ラット・マウス用に特化した、コンパクトなベンチレータ(人工呼吸器)
●二つのモードがあるベンチレータです。
●一般的なIPPV(間欠式陽圧換気法)の換気モードと、圧損傷や循環抑制が少ない呼吸管理法のHFOV(高頻度振動換気)の換気モードがあります。
●両換気モードともに1cc以下の換気量の小型げっ歯動物が対象です。またこのベンチレータは、次の4つのパラメータだけでコントロールします。すなわち、酸素流速、呼吸数、換気振幅(一回換気量(TV))それに中心気道内圧です。
●気管内チューブ:気管内挿管のテクニックの熟練者でなくても、ロデントスタンドとラット挿管パッドやマウス挿管パッドを用いて、スムーズに挿管できます。
間欠的陽圧換気(IPPV)、と優しい高頻度振動換気(HFOV)モードを施行。
気道確保が確実な気管内チューブを併用し吸入麻酔法と調節呼吸を施行。
間欠的陽圧換気モード(IPPV)毎分呼吸数を75~240回、一回換気量(TV)を0~10mL設定。
高頻度振動換気モード(HFOV):毎分750~2400回の連続振動。
肺胞拡散が困難、低酸素の恐れのある膨張不全や、肺虚脱による無気肺による、酸素・炭酸ガス交換を改善。
仕様 | |
呼吸回数 | |
IPPVモード | 毎分75~240回 |
HFOVモード | 毎分750~2400振動 |
増幅(換気量) | 0~10mL |
I/E 比 | 1:1(プリセット) |
圧源圧 | 69~450kPa(高圧酸素) |
コントロール | |
モード選択 | IPPVとHFOV |
回数 | 毎分75~240回か毎分750~2400回 |
増幅(換気量) | 1~10 |
中心ピーク気道圧 | 5回転つまみバルブ |
酸素流量 | 毎分0~1L |
余剰ガスの流量 | 毎分0~10L |
表示 | |
前面パネル | 電源、緑色液晶灯 |
呼吸回路圧 | -10H2O ~ +40H2O、内装ゲージ |
重量 | 5Kg |
寸法 | 内部トランスデューサによる可聴式 |
電源 | 100V、50/60Hz,@0.4A |
注)仕様は、予告無く変更されることがありあます。