
よくある質問
弾性ストッキングはどのタイミングで履けばよいですか?
朝起きてできるだけ早いタイミングで着用することがすすめられています。
朝は脚の状態が比較的落ち着いているため、サイズに合った状態で着用しやすくなります。
朝に履く理由
弾性ストッキングは、朝起きてすぐ、脚のむくみが少ない状態で着用することが推奨されています。
朝起きて脚がすっきりしている状態で着用することで、その状態を保ちながら日中を過ごしやすくなります。
そのため、弾性ストッキングは朝の着用がすすめられています。
夜間の着用について
弾性ストッキングは、一般的に日中の活動時に着用することを想定して設計されています。
横になっている状態では脚にかかる圧力の条件が変わるため、通常は日中の着用が基本とされています。
ただし、比較的低い圧迫圧(10〜20 mmHg程度)の製品については、状況によって夜間に着用される場合もあります。
一方、20 mmHg以上の強い圧迫圧の製品については、夜間の着用は一般的には推奨されないことが多く、使用する場合は医師や医療従事者の指示に従うことが大切です。
弾性ストッキングの着用方法は、使用する製品や目的によって異なることがあるため、迷った場合は医療従事者に相談することをおすすめします。
毎日洗濯した方がよいですか?
はい。弾性ストッキングは、着用後に洗濯することがすすめられています。
洗濯することで生地が整い、弾力が保たれやすくなります。
どのくらいで交換すればよいですか?
弾性ストッキングは使用や洗濯を繰り返すことで弾力が徐々に変化します。
多くの場合、約3〜6か月を目安に交換することがすすめられています。
弾性ストッキングの「よくある誤解」
圧が強いほど良い ×
弾性ストッキングは、目的や体の状態に合わせた適切な圧迫圧を選ぶことが大切です。
圧が強すぎるものを選ぶと履きにくくなり、日常的に使い続けることが負担になることがあります。
丈が長いほど良い ×
丈が長くなるほどカバーする範囲は広くなりますが、必ずしも長いものが適しているとは限りません。
無理なく着用できる丈を選ぶことが、日々のケアを続けるうえで大切です。
伸びるものだから、サイズはだいたいで良い ×
弾性ストッキングは、サイズが合っていることがとても重要です。
サイズが合っていないと、本来の設計どおりの圧力バランスにならない場合があります。
夜も履き続けた方がよい ×
弾性ストッキングは、一般的には日中の活動時の着用を想定して設計されています。
就寝時の着用については、医療従事者の指示に従うことが望ましい場合があります。
両脚に履かないといけない ×
弾性ストッキングは、必要に応じて片脚のみ着用することもあります。
使用方法は状況や目的によって異なります。
夏は履かなくてよい ×
暑い季節は着用が負担に感じることがありますが、脚の重さやだるさを感じやすい時期でもあります。
丈や素材を工夫することで、比較的快適に着用できる場合もあります。
一度買えば長く使える ×
弾性ストッキングは使用や洗濯を重ねることで、徐々に弾力が変化していきます。
快適に使い続けるためには、定期的な見直しや交換を検討することが大切です。
サイズ通りに買ったのに小さい
初めて弾性ストッキングを着用される方の中には、その履きにくさから「サイズが合っていないのでは」と感じられる場合があります。
特に圧迫圧が高いものほど脚にしっかりとした圧力をかける設計のため、一定の履きにくさを感じることがあります。
サイズ表に基づいて選ばれている場合は、適正なサイズであることが一般的です。
圧迫圧が高い弾性ストッキングは、一般的なソックスのようにたくし上げて履くことが難しい場合があります。
正しい着用方法については、「履き方」をご参考ください。
| ① ストッキングをかかとまで裏返す | ストッキングの上部を持ち、かかと部分まで裏返します。 つま先とかかとの位置を確認します。 |
| ② 足先を入れる | つま先を入れ、かかとの位置を正しい位置に合わせます。 足の形に沿うように整えます。 |
| ③ 足首まで引き上げる | 生地を少しずつ広げながら、足首まで引き上げます。 |
| ④ ふくらはぎまでさすり上げる | 生地をつかんで引っ張るのではなく、足の表面に沿ってさすり上げるように整えながら引き上げます。 |
| ⑤ シワを整える | 履き終わったら、生地のシワやねじれがないか確認し、均等になるように整えます。 |
おススメの履き方
ゴム手袋を使うと履きやすくなる場合があります

家庭用ゴム手袋を付けて履く
弾性ストッキングを着用する際は、ゴム手袋を使用すると履きやすくなる場合があります。
手袋のグリップによって生地を扱いやすくなり、生地を強くつかんだり引っ張ったりせずに、足の表面に沿ってさすり上げるように着用することができます。
そのため、少ない力でストッキングを整えながら引き上げることができ、生地の破損や伝線の予防にもつながるのでお勧めです。
サイハイストッキングの履き方
サイハイストッキング(太ももまでの丈)は、滑り止めのゴム部分とストッキング生地の接合部分が構造上弱くなりやすい部分です。
そのため、ゴム部分をつかんで強く引き上げてしまうと、接合部分の破損につながることがあります。
これはサイハイストッキングでよく見られるトラブルの一つです。
位置を調整する際は、ゴム部分を引っ張るのではなく、ストッキングの生地をやさしくさすり上げるように整えてください。
このように着用することで、破損や伝線の予防につながります。
着用中の注意
弾性ストッキングを着用している間は、次の点に注意してください。
シワを伸ばす
生地にシワができたまま着用すると、部分的に圧力がかかることがあります。
着用後は、生地をやさしく整えてシワがない状態にすることが大切です。
丸まらないようにする
履き口が丸まった状態になると、その部分に圧力が集中することがあります。
強く引っ張らない
生地を強く引っ張ると、伝線や破損の原因になることがあります。
着用中に位置を調整する際は、生地を少しずつ整えるようにしてください。
違和感がある場合
着用中に強い締め付け感、痛み、しびれなどの違和感を感じた場合は、一度脱いで脚の状態を確認してください。
違和感が続く場合は、医療従事者や販売店に相談することをおすすめします。
長時間同じ姿勢を続けるとき
長時間座ったままや立ったままの姿勢が続くと、生地がずれたり、履き口が食い込んだりすることがあります。
ときどき脚の状態を確認し、ストッキングの位置を整えるようにしてください。
皮膚の状態を確認する
弾性ストッキングを使用している間は、脚の皮膚の状態を定期的に確認することが大切です。
赤みやかゆみなど気になる変化がある場合は、一度脱いで脚の状態を確認してください。

